髙良 憲太郎

KENTARO TAKARA

機体整備部

多くの先輩の恩に報いるためにも、技術の礎を築き上げたい

私はMRO Japanの一期生として入社しましたので、私たちの先輩はすべて出向してきているベテランの方々という環境でした。先輩方の技術を継承して次の世代に受け継いでいくことが自分たちの役目だという意識が強くあって、一等航空整備士の資格を取得するまでは、仕事の前や仕事の後、家に帰ってからも毎日勉強していましたし、今も吸収できるものはすべて吸収して、その先は自分たちなりのやり方を見つけてMRO Japanの技術として築き上げたいと考えています。それが指導してくださった先輩や上司の方々への恩返しにもなるので、自分にはその先陣を切って技術の研鑽に努める責任があると感じています。

入社1年目からでも、資格取得に向けて出来る事はたくさんある

資格取得に近道はありませんが、1年目からでもできることはたくさんあります。些細な事にも疑問を持って先輩に聞いたり自分で調べたり、そういうことの積み重ねが最終的に一等航空整備士の取得につながると思います。試験は口頭で質問されるので模範解答を暗記して合格できるような資格ではありません。どれだけ深く理解しているかが問われる試験ですから、普段現場で見ていることに対してより深く、なぜそれがあるのかという疑問を持ち続けることで少しずつ身につくと思います。私が新人の頃、資格に向けて勉強を始めると先輩方はさりげなく学ぶチャンスを作ってくれました。積極的にオペレーション作業にアサインしていただき、紙面上で勉強したことを現場で紐づけして知識を深めることができました。そこでの先輩との会話は試験にも活かされましたので、自分も後輩たちの資格取得を後押ししたいですね。

沖縄の若者が希望を持ってチャレンジできる、そんな会社になるように

飛行機の知識や学歴を気にすることはありません。それは入ってから身につけることなので、最初に必要なのは、やる気、努力、そして多少のことではくじけない前向きな気持ちです。この会社では高校を卒業したばかりの18歳から大卒の22歳まで年齢も学歴も幅広い人たちが一緒に新入社員としてスタートします。そこに不安を感じる人もいるかもしれませんが、訓練に大卒、高卒、専門卒の区別はありません。もちろん現場に出れば先輩からはすべて同期として同じ扱いですので、様々な経験を通して助け合い、協力しながら同じ目標に向かう仲間意識が芽生えてくるはずです。 MRO Japanは、日本国内初の航空機整備専門会社として沖縄県に誕生した企業です。私は地元に貢献したいという希望を抱いてこの会社に入社しました。将来的には沖縄の若者たちが夢を持って目指すような会社になることを願っています。沖縄から世界中の飛行機を相手に、自分の可能性にチャレンジしてください。